こんばんは。
哀愁酒場セールストークへようこそ。
裏・営業マンのbspです。
カウンターの隅、少し強めの酒を用意しました。
今夜は、避けては通れない職場の「聖域」……お局(おつぼね)攻略についてお話ししましょう。
職場の「隠れた意思決定者」を支配せよ
貴方の職場にもいませんか?
空気を凍らせ、ルールを書き換え、上司すらも顔色を伺う「生ける伝説」が。
私の17年に及ぶ地方ルートセールス生活は、彼女たちとの「静かなる戦争」の歴史でもありました。
結論から言いましょう。
お局さんを敵に回すのは、営業先で出禁になるより質が悪い。
逆に彼女たちを「味方」につけた瞬間、貴方の社内事務はマッハで片付き、ミスは闇に葬られ、有益な社内情報が勝手に集まる「無双モード」に突入します。
お局さんには、大きく分けて2つの「絶滅危惧種」が存在します。
【高機動型】仕事ができるお局
能力ゆえの選民思想。自分と同等のスピード感を他者に求める。
【要塞型】仕事ができないお局
勤続年数という名の「領土」を守る防衛本能。変化を嫌い、既得権益を愛する。
両者に共通する唯一の急所。それは、肥大化した**「空虚なプライド(承認欲求)」**です。
戦略的「降伏」のすすめ
彼女たちを満たすのは、金でも地位でもありません。「自分がこの組織の心臓である」という錯覚です。
基本スタンスはこれ一点。
「〇〇さんがいないと、この会社は1日も持ちません。いつも助けていただいて、本当にありがとうございます」
この嘘を、いかに「真実」として届けるか。
以下の4つの戦術を、マシンのように、淡々と、しかし心を込めて実行してください。
【即レスの徹底】
彼女からの問いかけは、クライアントからのクレームより優先して回答せよ。放置は「存在の軽視」と見なされ、即座に敵対リストへ入れられます。
【胃袋への賄賂】
出張先では、有名店ではなく「彼女の好み」に合致した、少し手に入りにくい菓子を。
「〇〇さんが好きだと仰っていたので、これ探したんです」――この一言が、鋼の門を開く鍵になります。
【偽装された相談】
自分で解決できることでも、あえて頭を下げて相談に。
人は「頼られた」瞬間、頼ってきた相手を攻撃できなくなる心理(一貫性の原理)を持っています。
【記憶の外部化】
彼女が漏らした雑談、家族構成、嫌いな食べ物……すべてメモせよ。
「前に仰っていた件ですが」という枕詞は、彼女にとって最高の「敬意」の証明となります。
面倒くさい。だから、勝てる。
「そこまでして機嫌を取る必要があるのか?」
そう思うかもしれませんね。
しかし、考えてみてください。
これは「媚び」ではない。「社内コストの最小化」という極めて高度な営業戦略です。
マメであることは、才能です。
そして、そのマメさを最も効率的に投資できる先が、実は隣の席のお局さんだったりするのです。
彼女たちを「攻略対象」として眺めることができたとき、貴方のストレスは消え、仕事は劇的にスムーズに回り始めます。
……おっと、氷が溶けきってしまいましたね。
今夜はこの辺で。
また、戦場の止まり木でお会いしましょう。

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