嫌悪を利益に変える「猛獣使い」の作法

こんばんは。

裏・営業マンのbspです。

今日もお仕事、お疲れ様です。

まずは、張り詰めた神経を緩めるための儀式を始めましょう。

今夜の相棒は、千葉の銘酒**「甲子(きのえね)」**。この梨のように瑞々しく、洗練されたさっぱりとしたキレ。一日の終わりに、泥のような感情を洗い流すには最高の酒です。

さて、今夜の「酒のツマミ」は、避けては通れない毒の話。

「嫌いな顧客」との付き合い方についてです。

「嫌い」は、攻略のための最高のスパイス

あなたにも、顔を見るだけで胃がキリキリするような顧客がいるはずです。私は、います。

多くの営業マンは、ここで二つの選択を迫られます。

逃走: 極力関わらず、他のパイプを探す。

忍耐: 相手の地雷を踏まないよう、ビクビクしながら尽くす。

しかし、私は提案したい。

第三の選択肢。それは、

**「嫌いな顧客を、自分専用のゲーム機に変える」**という道です。

怒りのスイッチを「資産」として管理する

大口の嫌な顧客は、いわば「攻略難易度の高いレイドボス」です。彼らがなぜ嫌われるのか? それは**「怒りのポイント」が偏執的で、予測不能に見えるから**です。

しかし、プロの裏・営業マンは、その怒りを感情で受け止めません。徹底的に**「地雷の所在」をマッピング**します。

レスポンスの速度か?

言葉の端々に宿る「敬意」の有無か?

「自分は特別である」という承認欲求か?

これらが複合的に絡み合うポイントを解明した瞬間、その顧客は「最もコントロールしやすい優良顧客」へと変貌します。

なぜなら、他の競合他社は「嫌い」という感情に負けて、その緻密なチューニングから逃げ出すからです。

「誠実な冷徹」という境地

私は、こう考えます。「心の中で相手を蔑みながら、完璧なサービスを提供する」ことこそ、究極のプロフェッリズムである、と。

「こいつ、相変わらずバカだな」

「ここでこう言えば、次はこう動くぞ」

そう心の中で毒づきながら、表面的には相手が涙を流して喜ぶほどの「寄り添い」を見せる。

自分の手のひらで、相手が気持ちよさそうに踊っている様を眺める。これほど酒が旨くなるツマミが、他にあるでしょうか?

【裏・営業マンの鉄則】

相手の「怒り」をデータとして収集せよ。

他社が匙を投げる「面倒なこだわり」を、自分だけの参入障壁にせよ。

誠意を尽くした上で、なお自分の「時間という資産」を毀損する相手のみ、迷わず切り捨てよ。

あなたの貴重な人生を、嫌な人間に振り回されるために使ってはいけません。

彼らを「支配」し、利益を搾り取り、その金で旨い酒を飲む。それが、私たち「裏」を歩む者の、ささやかな矜持です。

では、今夜は「甲子」の最後の一滴まで、ゆっくりと楽しみましょう。

またお会いしましょう。

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